令和6年度弓道教室
富士見FTパートナーズ主催 弓道教室募集要項
場所 富士見市立市民総合体育弓道場
日程 令和6年6月1日、8日、15日、22日、29日
曜日 土曜日
時間 9時30分~12時
対象 高校生以上で初めて受講される方
※5回参加出来る方
定員 15人
受講料 2,500円 お支払いは初回開催日の前日までにお願い致します
講師 富士見市弓道連盟有段者(弓道コーチ1保有者)
持ち物 運動しやすい服装(前ボタン・飾りものの無い服)
裸足はNG(お持ちであれば足袋)
飲み物、汗拭きタオル
時計、指輪、ピアス(イヤリング)は外してご参加ください
備考 申込期間 令和6年5月7日(火)9時~定員になり次第終了
申込方法 お電話もしくは市民総合体育館窓口にて直接お申込み下さい
お問合せ先 富士見市立市民総合体育館
埼玉県富士見市大字鶴馬1887-1
TEL 049-251-5555
・弓道教室終了後連盟会員になると
弓道教室指導者が主になり指導します。
・動作の基本を学んでもらいます。
(弓の引き方・道場内の動き方)
・弓矢を使って弓の引き方(射法八節)を
反復練習します。
・的前で矢を飛ばす稽古をします。
・一人で安全に矢を飛ばせるまで巻き藁
に向かって稽古を重ねます。
・弓の引き方(射法八節)・動き(体配)を一人で
できるまで覚え、射会や審査に臨みます。
【弓道人の日常の心掛け(マナー)】
1、道場外で
:荷物を持つときは軽い方(弓)は左手に持ったほうがよい
:混雑するところでは弓を立てて持ち.肩に担いで歩かない
:弓弦を持ち.弓をブラ下げて歩かない
:弓具は直射日光に晒さない
:暑い時はビニール製弓袋は使用しない
:弓は中袋を使用して保護し.大切に扱う
:乗用車に弓を乗せるときは本弭を運転席の方に入れる
:車の中には弓具は放置しない
:電車.車等には弦を張ったまま持ち込まない
:弓を飛行機で手荷物として預ける場合は必ず上下額木(関板)と弓の本体を30cm位補強する
2、道場の出入りで
:道場で履物を脱ぐときは入船に脱ぎ.式台で出船にするか下足棚がある場合は必ず棚に収納する
:靴や草履を揃えてもらったときはそのまま履かず必ず手を添えて履く
:道場に入るときはオーバーコート等を脱いでから入る
:防寒具を身につけたまま神拝などしない
3、道場内で
:神殿には神拝を行い.また国旗があれば拝礼し.何もない場合でも上座に向かい一礼した後
先生や先輩に挨拶する
:一段高くなっている審判席(畳)に腰おかける事は避ける
:道場内では喫煙は絶対にしない
:弓を引くときは「指輪」「ピアス」などの装飾品はつけない
:道場内でみだりに声高に談笑せず規律を守るように心がける
:道場内では立て膝はしない
:部屋の出入りの歳は敷居に乗らない.畳の縁を歩いたり.座らない
:的に載せた賞品をもらうときは軽く的に触れ感謝の意を表す
4、弓具の取り扱い
1)ゆみ・弦
:挨拶が終わったら先ず弦を張り.弓の姿を整えた後道衣を装着する
:弦を掛ける手助けをする場合は足を踏ん張り.肩に両手で末弭を持ち姫ぞりに手をかけないようにする
:弦かけ板等のないところでは.弓袋等を重ねて当て壁等傷つけないように注意する
:弦の伸び.張り具合.入木弓.出木弓等に注意する
:弦を張って弦のかかりを修正する時.よく足で下成の辺を押さえて矯正するが.
大切な弓なので足をかけたところはすぐ拭う
:弦が毛羽立っているのは手入れが不十分.まぐすねをかける
:新しい弦で弦輪は初めは一重かけ.慣れて弦の伸びの修正の必要がなくなった頃に二重かけにする
:弓は矢摺藤.握り革.弦以外のところは握らない
:他人の弓具にはみだりに触らず.弓の肩入れなどは決してしない
:審査.試合で弦切れ等により替弦を張替えたとき決して肩入れはしない
:弦を張ったまま長時間置くときは.張り弦は2本かける
2) 矢
:矢あh行射の順序を決めておくと。矢の癖が分かり修理.手直し便利
:弽.襷.胸当てをして矢取りをしたり.そのほか色々な事をしない
:矢をあげるときは.外れた矢から先に.中り矢も的心より遠い矢から
:抜いた矢は矢羽根を上に上座に向け。矢の根を下に手の平で受け射場に持ち帰る
ガチャガチャさせてはいけない
:矢取りはなるべく下位の人が交替で行ったほうが良い
3)弽(ゆがけ)
:他人の弽を差したり.弦受け(弦枕)等をみだりに触ったりしない
:弽の着脱は.8上座の方向を避け9下座の方向に向かい正座か跪坐して行う
ただし上座に背をむけてはいけない
4)的
:的のかかり具合を道場から指示するときは跪坐したほうがよい
5、行射
:公設の道場では催物前等.四つ矢を持ち(団体)で射込み練習をしている人達を見ますが.
他人の人達に失礼になるのでしない
:自分の所属以外の道場では.決して四つ矢を引かず.一手とする
:射込みは決してしない 特に師と同じ的に立たない
:「何本打った」等の言葉は使わず「何本引いた」「何射した」などと言う
6、指導をうける
:講習会等で指導を受けるときに反論.言い訳は慎む
7、指導する
:人に教えたがる人が多いが.みだりに人に教えたがらない
:特に上位者がおられるときは慎み.上位者の指示に従う
8、見取り稽古
:上位者の矢乗りを見ることはやめる(依頼されれば別)
:師範(自分の師や範士級)の行射を拝見する時は必ず坐して拝見する
この時正面からは拝見しない。ただし.許可があればたってでも.正面からでもよい
9、心掛として特に
:稽古をば晴にするぞとたしなみて.晴をば常の心なるべし!
:弓は心で引くものです
:会で心にゆとりがもてるようになりたいものです
:稽古は基本を重視し.的中のみを考えた技術に偏らず心技を一体として修練する事を
忘却しないように
<備考>この資料は.長崎県弓道連盟会長 鴨川乃武先生が先師や先輩の方々から教わってきた事を
記録したメモを整理したものです。すべてのマナー項目を網羅したものではありません
埼玉県弓道連盟 平成12年7月